他人をなんとか納得させようと、コントロールしたい!!!
みなさんは、周りに対して、気づいてくれたらいいのに。
こうしてくれたらいいのに。そんな風に思っていませんか?
周りが変わってくれたらいいのにと思っている
生活で、何か変化を促したいとき、みなさんは、周りが変化してくれたら、いいのにな〜と思っていませんか?
でも、自分の環境も、ライフスタイルも変えたくない。
子どもが登校班で、学校に行ってくれたらいいのに。
そしたら、普通に仕事行けるのに。
子どもが勝手に宿題して、提出してくれたらいいのに。
そしたら、手がかかることないのに。
だけど、それができてないから、「宿題やった?!学校の用意できたの?
ほら!ご飯食べて、お風呂入って!早く寝なさ〜い!!」みたいな声かけばかりしていました。
会話というより、ほとんど指示。
そんな親子関係になっていませんか??
親の望みを子どもに託す人
自分ができなかったことを、子どもに託す人がいます。
スポーツ選手の中には、親子二人三脚で頑張って、結果を残している人もいます。
確かに、親の望みと子どもの望みが、一致していると、ものすごい効力を発揮して結果を残すかもしれません。
しかし、親の望みと子どもの望みが、一致していることの方が珍しいといえます。
子どもは、親が喜んでくれると嬉しいもの。だから、一生懸命、親の望みに応えようと頑張る子がいます。
しかし、それは、子供の頃まででいいのです。
私たちは、思春期という時期を経て、親の価値観の中で生きていた自分を卒業して、自分の価値観を確立していきます。
しかし、親の支配が強かったり、親への気持ちが強い人は、いつまで経っても、親離れができず、親を喜ばせようと必死になってしまいます。
親の望みを、叶えようと頑張り続けてしまうのです…
しかし、それは、どこまでいっても、親の望みであって、自分の望みではありません。
ですので、どれだけ頑張っても、自分の幸福感をしっかり得ることができないのです。
親は子どもに託すのではなく、自分で望みを叶える
昔は、子どもが生まれたら親は、自分の人生を犠牲にしても子どもを守ってあげなければいけない…
そんなふうに言われていました。しかし、その考え方では、子どもが親の望みを叶えてくれなかったときに、親子の間で、大きな亀裂が入るのです。
「なんで、この子は、親のいうことを聞かないのだ!」
と、怒り任せに子どもを支配し続けると、「毒親」という烙印を押されてしまうかもしれません。
それでは、親も子供もしんどいですよね。
だから、親も子どもとは関係なく、自分の中にある望みは、小さいものであっても、大きいものであっても、ちゃんと向き合って、叶えてあげる必要があるのです。子どもにかけていたエネルギーを、自分の好きなことに費やすことが大事なのです。その結果、親もご機嫌になり、家族のエネルギーが循環していくのです。
子どもは、親が幸せそうにしていると、基本的には、心が安定するものなのです。
変えるのは他人ではなく、自分
私たちは、自分の知りたい情報を無意識に集めています。
一時期流行った、引き寄せの法則も、この無意識を利用しています。
どれだけ、親が子どもに大事なことだと思って伝えても、その時に、子どもが欲している情報でなければ、結局全く響かないのです。
変えられるのは、他人ではなく自分だけ。
自分の考え方や、物事の捉え方が変わることで、話す言葉が変わり、行動が変わり、表情が変わります。
その変化を感じ取り、周りも少しずつ、変わっていくのです。
自分に集中していると、いつのまにか周りが変わっている、ということも往々にしてあるのです。
みなさんも、周りをなんとかしようとするのではなく、自分の成長や、考え方に、注力してみてください!