3月は卒業シーズン。
街が、卒業生たちの眩しい笑顔で華やかですね。
揺らぐ卒業シーズン
新しい旅立ちに、期待と不安に胸を膨らませながらも、キラキラとした笑顔を放つ子どもたち。
本当に喜ばしいことで、こちらも嬉しくなります。
ですが、不登校児の親にとっても、不登校児にとっても、揺らぐ季節になりますね。
これまでとは、また、違うパターンになるのではないか。
今のままではいられないのではないか。
いや、今のままでいていいのか。
けれど、変化する勇気はなかなか持てなくて…
なんて、不登校児もまた、揺らぐ季節です。
卒業式は出ても出なくてもいい
不登校児にとって、卒業式に出るか、出ないかは悩むところだと思います。
学校の先生としては、節目として出てほしいと思っていることが多いと思います。先生も、送り出したいと言う気持ちもあるでしょう。しかし、卒業式に出るも、出ないも自分で選択したらいいと思います。
自分が、後悔しない方法を選ぶと良いでしょう。自分で、決めることが大事です。
大丈夫だよ
今、不安を抱えている人。
今、立ち止まっている人。
今のパターンを変えるのが怖い人。
変化は、怖いですよね。
でも、大丈夫です。
今まで、皆さんが感じてきたこと、やってきたこと、全く無駄ではありません。
それが、例えば、YouTubeや、ゲームだったとしてもです。
立ち止まることも、学校から離れることも、やりたいことをやってみることも、やりたくないことから逃れるために、惰性でやってしまったことさえも、必要だったのだと思います。
今がすべてではありません。
あくまでも過程です。
自分が感じる幸せを、見つけてください(^^)
小さな幸せを積み重ねる
「幸せを見つけて」って結構あいまいで難しい言葉だなと個人的に思っています。
でも、そんなに大きなことではなくて、外の日差しを浴びて、「気持ちいい」って思ったことや、ご飯を食べて「美味しい」って思ったこと。そんな、小さい幸せな感情を積み重ねていくと、自分がどんなことに幸せを感じているかがわかってきます。
それがわかったら、積極的に、自分が幸せと感じることを選んでいく。
そこに、学校に行っている、行っていないなんて関係ありません。
周りと比べるのではなく、自分に集中することが、幸せの近道です。
お母さんも抱え込まない
子どもだけでなく、お母さんにとっても卒業シーズンは揺れる時期。
周りと比べて落ち込んでしまったり、後悔してしまったり、色々な感情が湧き上がってくる時期だと思います。
その気持ちを、1人で抱え込まないでください。話せる人に、話すとか、同じ境遇にいる人と分かち合うというのも良いでしょう。
お母さんが、心から大丈夫と思えると、子どもたちは必ず変わっていきます。