周りとの「比較」をやめる方法とは

子育てをしていると結構周りと比べてしまう…そんなことはありませんか?
私は、自分の子と、周りの子を比べてしまい、落ち込んでしまったり、イライラしてしまうことが多くありました。

今日は、比較についてのお話です。

無意識に、比較をしてしまう人たち

人間も含めたあらゆる生き物は、生き残りをかけて、他者より強くありたい、打ち勝ちたいという「闘争本能」があります。学歴社会における、偏差値教育は、その本能を刺激するしくみになっています。このように、人間は、無意識に、周りと比較をする癖がついているのです。

比較が生まれやすい日本社会

しかし、日本は、闘争本能とは別に、「同調圧力」と言われるものが、根強くあります。それは、日本が、島国であり、海外との隔たりが強くあり、元来、同人種としか交わってこなかったということが背景にあります。肌の色も、言葉も、同じであることが多く、「みんな同じ」が当たり前の中で生きてきました。

他者より、秀でていたいという闘争本能と、みんなと同じでありたいという同調圧力の狭間で、私たちは、日々生きているのです。

一方、移民大国のアメリカでは黒人の人や、白人の人日系アメリカ人など、肌の色が違って当たり前。今でも、人種差別の壁はあるものの、多様性があって当たり前、という文化が根付いています。海外と日本での他者比較は、そもそもが違うと言えるのです。

みんな同じが未だによしとされる日本

日本では、同年齢の子どもが、一斉に同じことを学ぶ画一的授業のスタイルを取っていますが、この形が、比較が生まれやすいと言われています。同じ年齢なのだから、同じことができて当たり前。私たちもそう言われて育ってきたと思いませんか?!

でも、人には得手不得手があります。数学は、まぁまぁできるので、実年齢レベルで学べるけど、社会がめちゃ苦手なので、3年くらい過去から遡ってやりたい…とか。本来はあるはずなんですがそうはいきません。偏差値として、周りと比べ学力が弱いと判断されてしまったりするのです。

しかし、AIが発達してきた今、一定のクオリティを保つ役割は、AIが担ってくれるようになりました。右にならえの時代から、個性を大切にする時代に移り変わりつつあるのです。

比較されてきた不登校児たち

そう考えると、不登校児というのは、個性のかたまりに見えてなりません。しかし、不登校になった子供達は、周りと比較されてマイナスな、評価を受け取ってきた子が多く、必要以上に傷ついています。

子どもが、学校に行きにくくなると、「みんなが頑張れるのに、頑張れない子がおかしい」という風潮が流れるように思います。

添えは、学校の先生や親だけでなく、世間一般のイメージもそのようになっています。ですので、登校しぶりが始まると、学校に行けないという苦しさだけでなく、周りの大人に理解してもらえない、周りの目が怖い、など、精神的ダメージが強くなります。

この経験は、子どもたちの心にも深く傷として残っていることが多く、不登校児は、自己否定をしているケースが多くあります。

周りとの比較をやめてみる

子どもが不登校になると、周りの子どもと比較してしまうことが多いと思います。

他の子は、朝起きて学校行っているのに・・・

今は、みんな授業を受けている時間なのに・・・

このように、無意識に、世間一般の生活を送っている人たちと比べてしまうと思います。

しかし、その比較をやめ、我が子だけの成長を見つめることで、不安が少し軽くなります。

偏差値教育のど真ん中を生きてきた、私たち世代では、難しいことかもしれません。偏差値教育は、順位や、点数で周りと比較し、自分のレベルを推し量ります。なので、我が子の成長だけを見つめるというのは、はじめは難しいと思います。
それに、まだまだ、日本の世の中では、偏差値や、出席日数が大事。そこの世界から離れて過ごし、大人になったときは、大丈夫なのだろうか?と、不安に思うことでしょう。

しかし、学校とは関係のないところで、子どもと色々話をしていると、考え方が思った以上に大人だったり、驚くことがあると思います。

学校に行く、行かないに関係なく、今、子どもが何を考えているのかを、じっくりと聞くと良いかもしれません。

周りとの比較をやめるのに効果的なのは、他人との比較が生まれそうになったら、過去の自分と比較すれば自然と、比較対象だった周りが変化していきます。1年前の自分より、今の方が、前向きに考えられている。子どもは、ハッキリ要望を言うようになってきた…など、過去の状態から
何が変化し、良くなっているのか?がとても大事なのです。そして、自分の成長に気づいた時大きな自信となるのです。

今は、時代の転換期とも言われ、未来の予測がつきにくいと言われています。だからこそ、これからの時代を担っていく子どもたちは、とても大切な存在で、親である私たちは、子育て力をしっかりつけていく必要があるのかもしれませんね。

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