新年度の不安を乗り越えるコツはこれ!

新年度が始まりましたね!

小中学校の、2021年度長期欠席者数は、41万人を超えたと言われています。そして、不登校としてカウントされている人数は、24万人を超え過去最多となっています。学校に行きにくい子どもたちにとって、新年度は、どのような影響があるのでしょうか。

不登校児にとっても揺れる新年度

4月は、入学や、就職、新しい生活を始める人が多くいます。メディアでも、新生活をテーマにした配信も多く、明るい雰囲気になりますね。不登校児にとっても、ドキドキの4月。新年度から、学校に行ってみようかと考えている子もいるかもしれません。何かを変えたいと思いながらも、変える勇気を持てない自分を責めている子どももいるかもしれません。そんな子どもをみていると、お母さんは、つい、発破をかけかけたくなりますが、ここは、グッと我慢が必要です。周りと比べれば、比べるほどしんどくなってしまいます。その子のペースを守ることが大切です。

比較対象は、過去の自分

「周りと比較するとしんどくなる」とわかっていても、つい比較してしまうもの。そういうときは、過去の子どもと、比較して、成長しているところ見つけてあげると良いです。本当に些細なことでいいんです。身長が伸びたとか、朝、起きる回数が増えたとか、色々、会話ができるようになったとか、小さな変化が、大きな成長なんです。そして、これは、お母さん自身にもしてほしいんです。以前は、子どもを頭ごなしに叱っていたけど、今は、落ち着いて話を聞くことができるようになったとか、子どもの小さな成長を見つけることができるようになったなど、自分の成長も、見つけてあげてほしいと思います。

どうしても、成長を認められないときは

とはいえ、どうしても、現状を認められなくて、本当にいまは苦しい・・・という人もいると思います。周りの子どもたちは、勉強に、クラブに頑張っているのに、どうして、我が子は、学校にいけないんだ。将来が心配で、耐えられない。そんな気持ちもあって当然だと思います。しかし、そんな気持ちを持っていると、子どももお母さんも苦しいと思います。そんなときは、誰かに話すことが大事です。腹のなかに貯めておくと、どんどん腐ってしまい、真っ黒な感情になってしまいます。早めに吐き出すことを、お勧めします。周りに、心許せる人がいるのならば、ぜひ周りの人に吐き出していただいたらと思います。しかし、もし、いないのであれば、充電ママ塾では、子どもの不登校を経験し、乗り越えたママたちが、お話を聞かせていただきます。どうやって乗り越えたのか?子どもと、どうやって接しているのかなど、気になることをアドバイスしてもらうこともできます。ぜひ、ご活用ください。

不安を乗り越えるためには、1人で抱えないこと

今、子育てをしている親の世代は、自分でなんでも出来るようになりなさいと育てられてきた人が多いように思います。それが自立だと教えられてきたからです。しかし、子どもを育てるということは、とても大変で、大きな役割です。到底、1人で抱えられるものではありません。だから、たくさんの大人で、子どもを見守りましょう!これから大切になってくるのは、心許せる仲間です。親にも、子どもにも、心許せる仲間を作ることが大切なのです。そして、他人は変えられないので、まずは、お母さんから、仲間つくりをしてみてください。楽しそうなお母さんを見ていると、子どもは必ず変化していきます。

ログイン